当日、8時過ぎの状況
人生初の皆既日食チャレンジ当日
アメリカ来てから、ニューヨークでもTVでeclipse (日食の英語だそうです)と盛り上がっていました。
自分、結構晴れ男のつもりでして、ここは天気良くなってほしい、
という日はだいたい良かった記憶ですが、人生のうちで、そうそう見るチャンス無い皆既日食当日に、
晴天率高めの南の地域を選び、ダラスまで来て絶望の朝の濃霧。
参ったなあ。家族置いて、1人遊びに行くとバチがあたるのか、
やはり保険でレンタカー借りておくべきだったんだ。
詰めの甘さが露呈します。
日本での悪石島での皆既日食報道を思い出しました。
たしか6分を超える今世紀最長時間とか盛り上げて、行くのも船だけで大変。
インフラ無いのでマニアはテントで寝泊まりの中、雨で見れず終了。
奄美大島でも2分程度見れる(皆既日食中心線から限界線に近づくと急激に見れる時間が減少し、限界線の外は部分日食になります)。
沢尻エリカ夫妻が来ていた報道も記憶にありました(その後、ちょっとググッてみたら、福山雅治、キムタクファミリーらも奄美大島入りしていたらしく、芸能人も天体現象見たいんですね)。
結果は残念ながら曇りだったようです。
正直、がっかりして何もする気にならず、昼近くまでTVぼーとつけて
(英語聞き取れないです。各地の皆既日食中継場所からの放送で盛り上がっているのは伝わります)、
ゴロゴロしたり、シャワー浴びて時間をつぶします。
すると昼近くになって、レースカーテンごしに窓が明るいです。
もしや、と思いつつ外を見ると陽が射しているではありませんか。
雲量は50%くらいあるでしょうか。
雲も多いですが、晴れ間に太陽が出ると強烈な陽射しです。
天気予報覆したかあ🌤️。
テンションが上がってきます。
ここまできたらあとは運です。
皆既日食の4分間、雲の中か顔を出すか。
レンタカー借りなかったのが逆に幸運を呼んだかもしれません。
車で100キロ、200キロ移動して晴れていても、そこで肝心の4分間、雲の中にあればアウトです。
皆既日食の肝は、お金でも装備でもなく、天気(運)というのがよくわかります。
プラチナメンバーのおかげでレイトチェックアウト15時にしてもらえたので、チェックアウトせずに観測行き来出来ます(朝食無料はありませんでした)。
プロの写真はあこがれますが、装備が重くなるし、あっという間に終わってしまうから、初めては見ることに専念したほうが良い。
と専門サイトにあったので、きれいな写真は諦め。
そのかわり、観測には双眼鏡がいい、というアドバイスがあったので、購入し持参。
1時間前くらいに現地に行きました。
下のほうはまだ雲が多いです
朝、誰もいなかったのに、人がたくさんいるじゃないですか。
TV中継のアンテナやテント。キッチンカーも来ていました。
あのGoogle map で場所決めた自分もなかなかの選球眼です(自画自賛)。
時間が近づくにつれ人が増えてきます。
太陽は雲に入ったり出たり五分五分です。
日食メガネ越しにiPhoneで撮った、まだ部分日食
太陽出た時、日食メガネで三日月になっていく太陽を見たりしてます。
20分前くらいからでしょうか。真上の雲がなくなってきました。
おおっ、これは完全に見れます。
5分前、1分前、周りが暗くなってきます。
ついに皆既日食。
ワオー、周囲で歓声があがります。
(国立天文台より)
自分ではきれいな写真は撮れませんでしたが、肉眼で小さいですが本当にこう見えます。感動です⭐️。
皆既日食になると観測メガネは不要です。
裸眼で直接太陽を見ることができます。
写真で見た黒い太陽と周りに白いコロナです。iPhoneの写真では全然伝わりません。
人間の目はアナログですが、超ワイドレンジの高性能なんですね。
双眼鏡で見てみます。、裸眼よりでかく見える。これはいい。期待したプロミネンス も見れたー。
プロの写真ほどではないですが、黒い太陽から白いコロナに向けて、
小さいけれど確かにオレンジに出ているプロミネンス が双眼鏡で見れました。
(国立天文台サイト内、花山秀和氏、福島英雄氏より引用)
写真向かって右のオレンジの炎🔥のように見えるのがプロミネンス です。
最高の体験が実現出来ました🌟。4分間完全な晴れ間で、ほんと初挑戦で運がいいです。
iPhoneだと白いコロナが、太陽の黄色のように映り、全然ですが、一応、動画を載せておきます。
左下の星(木星のようです)と一緒に撮ろうとか、余計なことしてブレブレです。
— Vega/旅人 (@Vega3777) 2024年4月21日
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